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糖尿病、脳卒中、心臓病、高脂血症、高血圧、肥満…
かつて成人病と呼ばれたこれらの病気は、毎日の生活習慣の積み重ねによって引き起こされるため、生活習慣病と名称が変わりましたね。
厚生省の発表によれば、現在、日本人の3分の2近くが、この生活習慣病によって命を落としていることになります(厚生労働省大臣官房統計情報部「平成16年人口動態統計の年間推計」より概算)。
医療保険とは、一言でいえば、
1.「病気」または「けが」で
2.「入院」または「手術」を受ける
ときのための保険のことである、と説明しましたね。
医療保険は、病気を選ばず、すべての入院・手術に対して保障しているため、もちろん、生活習慣病にも適応されます。
しかし、生活習慣病は慢性化しやすく、合併症が起きやすいため、年を重ねてからの入院は長引く傾向が見られます。
そのため、特に手厚い保障が必要なら、医療保険に「特約」という形で生活習慣病への備えをプラスすることができる医療保険もあります。
<生活習慣病特約の名称例>
●三大疾病(生活習慣病)
ガン・急性心筋梗塞・脳卒中
●五大疾病(生活習慣病)
ガン・心臓疾患・脳血管疾患・高血圧性疾患・糖尿病
●七大疾病(生活習慣病)
ガン・心臓疾患・脳血管疾患・高血圧性疾患・糖尿病・腎疾患・肝疾患
※保険会社や商品により名称や内容が異なります。
※特定疾病に対して、入院・手術を保障する特約になります。
最近では、生活習慣病(ガン、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患)による入院保障をメインとし、特約として、それ以外の病気やケガの保障をプラスできる独立型の医療保険も次々に販売されています。
今、入っている医療保険の内容と、ご自分の健康状態をよくチェックして、最適なものを選ぶようにおすすめします。